営業下手のボート屋さん事情

 

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  • メダイ・カワハギ釣りテクニック編

 


海の声が聞きたくて~♪ オトちゃーーーん!!

 

 

こんにちは!清水マリンです!

 

 

今回は、メダイと、カワハギ釣り♪

 

 

 

 

 

 

トゥルルルルル・・トゥルルル・・・

 

 

 

 

あ、社長から電話♪

 

 

 

 

 

 

「大橋さん。オレも一緒に行くことにしたから」

 

 

 

 

Σ(゚Д゚)ハァッ?

 

 

 

は?どういうこと?
行かないつもりだったんですか??

 

 

 

 

 

「うん。寒いから」

 

 

 

 

 

 

こ・・・コイツ、

 

 

 

マウントボジションから圧かけて
そのままアームロックで締めタロか?

あなたのホームページの仕事だろが!!

 

 

 

仕方ない・・_| ̄|○

 

社長は、根っからのメカニックだ。直すの大好き。
一番好きなのは,オイル交換♪て、前も言ってたな・・
(ノ´Д`)

 

 

 

と・・とにかく今日も、弟のアキラくんがいる!

 

大丈夫。頑張れ大橋!!

 

 

 

いざ!乗船!!

 

 

 

でかいクーラボックスを持ったお客様、
おお・・・クラーラーボックス2つ持ってきてる・・・

 


アジの時みたいに、入れ食いなのか?

 

 

 

早朝4時だというのに、テンションはマックスです!

 

 

 


朝から元気だなあ・・・ってお客様。

 

 

 

お会いするのは2度目のツナさんと、ときおさん。

 

「ほう、ほう、あんたさんホームページの仕事してるのか」って
とっても穏やかで可愛らしいお客様です。

 

 

 

本日の船頭さんは
弟のアキラくん

 

アキラくん、車屋の社長のくせにいつも凄い。

 

 

 

 

あきらくーん♪
ときおさんと、ツナさんが、あたしの事
20代だと思ったんだって♪50才前には、見えないって♪

 

 

 

 

「明るくなったら、みんなドン引きするワイ」 

 

 

 

 

こッ・・・この兄弟・・・

 


どうしてくれようか?

 

 

 

 

瞬殺ではものたらんな。
ジリッジリッと時間をかけて、
泣くまでイジメ倒してやろう。。。

 

 

 

出航してしばらくして、太陽さんが顔をだし
沖へ出て一時間半、空がしらんできました。

 

 

 

沖から見る風景は本当にキレイです。

 

 

きれいだなあ・・・外でて写真撮ってこよう(*´ー` )

 

 

 

 

「だめ!!!今でたら死ぬ!!」(清水兄弟)

 

 

 

 

おわぁ・・・
清水兄弟ヤッチまう前に、死ぬとこだった・・・

 

季節は12月。波も荒い。

 

 

 

当初の目的のおかず。
メダイは諦めます・・・。こんなんだもんね。
_| ̄|○。。

 

 

 

ちなみにメダイのし掛けは

 

 

 

 

「これにイカのたんざく付けて
一番上にオキアミのかごを付けて釣るやり方
では、よろぴく! 今から穴水出張 (By社長)」

 

 

 

そ・・・そんな説明で、解ると思っているのか?!

 

フー・・・調べるか・・・。_| ̄|○

 

 

しかし、波、こんなだからね・・・

 

メダイは海底~中層までかなりヒットゾーンは巾広い。

 


極力深くでそれでいて5分~7分間、餌が残る状態を保ってください。

釣り始めは天秤が落ち着いて3分程度にて手返しにて棚を探ぐる。
餌もないのに10分も15分も待つ・・・ジッと待つ。

こらえてください。忍耐です!

船はいつまででも同じ所にいるわけではありません。
波で左右30m程度は降れたり
風が少しずつ変わって最初より10m→20m→40mとズレてきます。
これに応じて棚を調整します。

釣るのに、テクニックがいる魚ほど
オモロイでしょ。ジワリジワリです。


メダイのアタリは
最初は少々の竿の上下があります。
4秒~5秒待っていると竿の穂先が海中の深く舞い込みます。
この段階で一度だけ、竿を引いてみてください。

時によれば60mヒットで80m近くまで持っていかれるケースもあります。

あとは竿のしなりとドラッグを上手く調整して巻き上げて下さい。

メダイはかなりデカくなる魚です。
50センチ~1メートル以上にもなってる奴います。

とにかく引っ張り合いをすると必ず針元でプッツリですのでご注意!
我慢と忍耐で、おいしいムニエルが食卓にならびます♪

 


メダイを諦め、浅瀬でカワハギを狙う事に決定。


アキラくんと、社長とで何度もポイントの相談しています。
出航から三時間半。やっとアンカーを下ろします。

 

 

 始まります!

 

大漁狙いで、カワハギカゴを使っての釣りです。
カゴは比較的安い値段で購入できます。

 

 

今回のカゴは!アキラ君の手作りです。
10歳も年下でムカつくけど、アキラ君やっぱすごーい♪

 

 

 

エサには、おきアミを仕掛けます。
カゴの中央に入れます。

 

 

カワハギは雑食なので、たまに沢山クラゲがいると時など
エサをクラゲにすることもあるそうです。

 


安上がりな白身魚だなあ。

 

 

 

30センチほどの大きさのカワハギも釣れるそうです。
皮がはぎやすいって由来から「かわはぎ」
カワハギと名前がついてるんだって。

 

 

リールで先におもりを落とし
底を確認します。

 

 

 

水深40~50メータを狙います。

 

 

 

漁礁のすこし上、15メートルから20メートルぐらいにアミを落とします。

 

 

 

真ん中のエサにつられてカワハギが
カゴの中に入ってくると、
背中のトゲに網がからまって、抜け出せなくなります。
あたりは、アジと似ていて
ビビビビビビっと竿の先がなるそうです。

 



ジッと竿先を見つめます。

 

 

 

 

 

船の揺れが凄いので竿が、まるであたったかのような
動きをします。
その度にすこし巻き上げます。

 

入っていれば、リアクションがあります。

 

 

 

なかなか、釣れません。

 

 

魚探レーダーに、お魚の影もでてきません
(T人T) ナムナム

 

 

 

 

 

 

 

釣れません。

 

 

 

 

 

釣れません。

 

 

 

 

 

釣れません。

 

 

 

 

 

眠い。

 

 

 

まだ波が荒すぎるようなので次のポイントへ
今度は、社長が操縦します。

 

今度は、もっと陸に近いところで狙うようです。

波に逆らっていないせいでか
ポカポカ陽気、ユラユア~って心地よい揺れ。

 

 

気持ちいい・・・な・・・・ぁ。

 

「おい。いつまで寝てるんだ?」

 

 

 

はぁん?( ´Д`)

 

 

(・-・)・・・ん?

マリーナがみえとる。



さかな・・・

 

魚わあ!?

 

 

「今回は、ボウズだ」

 

 

 

 

一匹も?一匹も釣れなかったらしい。
晩飯が、晩飯が・・・言葉もでないよ・・・。

 

 

 

 

 

「よく、あんな揺れで熟睡できたよなあ!ハハハ!」

 

 

 

 

いや、ハハハでなくて!

 

そんなことどーでもいい。
釣れなかったのに、なんでそんなに楽しそうなの!?

 

 

 

 

「こういう事があるから、釣は楽しい。
やめられない。」

 

 

ポカポカ陽気の中

 

ときおさんも、ツナさんも楽しそう。
氷いっぱい、魚一つも入ってないクーラボックスを
笑いながら片付けてる。

 

 

 

 

 

たしかに、

 

 

 

釣れなかったので、お客様と沢山お話できました。

 

ときおさんとは、ダイビングや釣れた魚の話。

 


ツナさんとは・・・
「寒いから、お膝の上に座って!」
オプション料金になりますが、よろしいですか♪て
下世話なシモネタで爆笑。

 

 

 

 

 

次も一緒に行こうね!ってみなさんと約束してお別れ。

 

 

 

 

 

晩飯はGETできなかったけど、
笑いの絶えない船の旅。

 

 

 


皆さん協力ありがとうございました!お疲れ様です!(*^^*)
それでは、またメールマガジンでお会いしましょうm(_ _)m